子犬のお迎え準備をするとき、寝床はどうしようか悩みますよね。
寝床は主に2パターン。
ベッドにする場合とクレートにする場合とがあります。
動物病院に行くときに使っているイメージがあるかと思います。
ペットショップにはたくさんフカフカの犬用ベッドが売っていますし、ベッドの方が気持ちよさそう…。
しかし私はクレートをメインの寝床にすることをおススメします。
実際わが家は子犬の頃からクレートを利用していることでメリットがたくさんありました。
今回は「子犬期から寝床をクレートにするメリット」をお伝えします。
Contents
普段使いすればクレートへの苦手意識がなくなる!もっとクレートを有効活用しよう
小さい時からクレートに慣れさせることで、クレートへの苦手意識をなくすことが出来ます。
クレート慣れさせるのに、寝床をクレートにすることはとても効果的!
寝床は人にとっても犬にとっても、ゆっくり休める場所・安心できる場所。
クレートを病院に行くときだけに使ってしまうと、
【クレート=病院に行く】
とネガティブに覚えてしまい、入ることを嫌がる子も。
ケージ内のメイン寝床にすることで、クレートは【安心できる場所】。
子犬の頃から覚えさせると、後々楽になります。
犬は野生だったころは洞穴を住処にしていたこともあり、広くて明るい場所より多少狭くて薄暗い方が安心感を覚えます。
クレートを特別な時に使うものにしてしまうと、場所を取って邪魔な存在に。
もっと有効活用して、便利な道具にしましょう。
災害時はクレートは必須!非常時もクレートは安心な場所になる
千葉県は2019年、台風や大雨で避難を考えなければいけない事態が何度かありました。
その時私の住む千葉市では、ペット同伴の避難所が開設されましたが…。当たり前のことですが、避難所でペットをフリーにしておけません。
注意事項にも
- リード(犬のみ)、ケージやキャリーをご持参ください。
との記述がありました。
クレートは病院だけのものではなく、こういう非常事態にも必要なもの。
実際「非難しなければいけないかも…」と言う状況を経験して、クレートの重要性を強く実感。
結果、これがわが家でクレートをメインの寝床にする決め手になりました。
もし非難となった時は飼い主だけでなく、犬もいつもと違う環境になります。
でもクレートという【安心できる場所】があるというのは、犬のストレス軽減につながります。
車での愛犬の膝乗せは違反!車移動は安全確保もできるクレートがいい
車移動の時もクレートは役立ちます。
たまに膝の上に乗せている車もに見かけますが… あれは違反です!
道路交通法 第五十五条第2項
2 車両の運転者は、運転者の視野若しくはハンドルその他の装置の操作を妨げ、後写鏡の効用を失わせ、車両の安定を害し、又は外部から当該車両の方向指示器、車両の番号標、制動灯、尾灯若しくは後部反射器を確認することができないこととなるような乗車をさせ、又は積載をして車両を運転してはならない。
愛犬を膝や助手席にフリーで乗せていると、この「道路交通法 第五十五条第2項」に触れるのです。
違反にならずに乗せる方法として、座席に固定するタイプの【ドライブボックス】と言うものもあります。
車のヘッドレストにボックスを固定でき、リードフックも付いているものです。
でも、もし事故などに遭ってしまったら…?
愛犬が生身で乗っているドライブボックスより、クレートの方が安全です!
運転しながら愛犬の様子が気になるようでは、安全運転が難しくなってしまいます。
クレートが苦手な場合、吠えたり暴れたり…。
それを防ぐためにも普段からクレートを安心安全な場所として認識させる工夫が大事になります。
いかがでしたか?
「子犬期からクレートを寝床にすることのメリット」でした。
災害時や移動時など、クレートを「安心な場所」と認識させることが今後のドッグライフにも影響してきます。
1度ネガティブな印象が付くとそれを克服するのは大変です。
子犬の柔軟な思考の時期からクレートに慣れることが出来れば、改めてクレートトレーニングをする手間も省けます。
たしかにケージ内にクレートを入れると、中が狭くなり私も悩みましたが…。
どんな状況でも【安心できる場所】を作ってあげるのも愛情の1つ。
ケージは買い替えもできますし、この選択でよかったと思っています!
この記事が寝床の検討材料になれば嬉しいです。