雄犬を飼っていると気になるのが散歩中のマーキング。
「雄だから仕方がない…」と思って言える人もいるかもしれません。
しかし、もし自分の家の前でされたらと考えるとやはり良い気はしませんよね。
トラブルの原因は出来る限り減らす努力をするのも、飼い主の愛情ではないでしょうか。
わが家のネロは散歩中のマーキングをさせないように、現在トレーニング中ですが、少しずつ成果が出てきました。
飼い主である私たちが少し気を付けるだけでできる【散歩中にマーキングを辞めさせるトレーニング方法】を紹介します。
マーキングが散歩の日課になる前に対策を始めましょう!
Contents
散歩はおしっこをしてから出発すること!
まず一番大事なのはおしっこをしてから出発すること。
家で済ませてから行くことの大きなメリットはマーキングが察知しやすくなるということ。
トイレを済ませていれば、柱や電柱、気のにおいを嗅いで足をあげそうな素振りをしたら、その動きはマーキングの前兆とすぐ気付けます。
おしっこを済ませていないと、それがおしっこなのかマーキングなのか見極めるのが難しいですよね。
前兆が出たら、即その場を離れる。
足をあげる前に、クッとリードを引きその場を離れる。
それをスムーズに判断し行動するためにも、家でおしっこを済ませてから出発することが大事なのです。
マーキングを中断されると、戻ろうとしたり名残惜しそうにしますが無視して進みましょう。
盲点だった!道の端は歩かず、真ん中を歩くのが一番効果的
お散歩中、道のどこを歩いていますか?
私は散歩を始めたころ、道の端を歩いていました。
しかし「しつけ教室」で道の真ん中を歩くことを教えてもらい、目からうろこでした!
確かによく考えてみればマーキングスポットって、道の角の塀、電柱や街路樹など道の端にある。
道の真ん中を歩くだけ。
たったこれだけですが、ネロはかなり効果がありました。
道のど真ん中の何もないところにマーキングする犬ってあまりいないですよね。
間違いなくどの犬にも有効な対策です!
もちろん通行人の邪魔にならないように配慮は欠かせません。
なので私の場合、散歩ルートを道幅が広く通行人が少ない道に変更しました。
タバコやごみも道の端に落ちていることが多いので、拾い食い対策にもなり一石二鳥!
この方法は日々なんとなく散歩をしていた私にとってはかなりの盲点で、教えてもらった時「確かに!!」と言ってしまったくらいです。
周りに配慮しつつ、道の真ん中を歩くことでかなりの効果が出ると思います。
出発前のトイレと散歩中の歩く位置を気を付けるだけで、散歩中のマーキングはかなり防げる
散歩中のマーキングを防ぐにあたり、気を付ける点は上記のたった2点。
実践した手ごたえとしては、これらを徹底するだけで80%は防げていると思います。
あとは臭いかぎの様子をみて、止めるタイミングを気を付けるようにする。
愛犬をよく観察していきましょう。
その他にも私が【マーキングしない散歩】の為にやっていること
上記の2点以外に【マーキングなし散歩】の為に私がしている工夫を紹介します。
におい嗅ぎはさせてあげたい… 「におい嗅ぎスポット」を作り、散歩にメリハリ
におい嗅ぎは犬にとってとても大切な行為。
コレを全て辞めさせてしまうのは、犬にとっての散歩中の楽しみを奪ってしまうことになります。
マーキングはさせたくなくても、におい嗅ぎはさせてあげたい。
これがすごく難しい!
なぜなら、におい嗅ぎの後にマーキングが起きるからです。
なのでにおい嗅ぎスポットは最悪マーキングをしても大丈夫な場所に作りました。
におい嗅ぎはOKだけど、マーキングしたら即におい嗅ぎ終了。
楽しいにおい嗅ぎも、マーキングをしたら終わってしまうと学習するだろうと。
少しずつ効果が出てきたのか、電柱や塀のにおいを嗅ごうと立ち止まることはかなり減ってきました。
伸縮リードは封印中。今は普通のリードで散歩してます。
前にflexiリードを購入し、その軽い持ちやすさやご褒美のあげやすさに感動し使っていたのですが…。
まだまだ散歩中の引っ張りや拾い食い、マーキングと問題山積なネロ。
こんなシャレたリードを使っている場合ではないかな…。
ネロはまだトレーニング中。
「ダメ!」と言う時に、グッと制止するためには伸縮リードより普通のリードの方が効果的。
flexiリードはすごく気に入っていますが、今はまだ使える段階にないと判断して今は封印中です。
いかがでしたか?
- トイレを済ませてから散歩に出る事
- 道の真ん中を歩くこと
ネロと実践した結果、たったこれだけでマーキングの80%は防げました。
あとは愛犬がどこでマーキングをしたがるか。
マーキング前になにか予兆はあるか。
愛犬をよく観察することで、もっともっとマーキング回避率を上がることが出来ます。
まずは2点。
まずはこれを徹底してみましょう!